監督の判断でベンチに退いたホナウジーニョは無言を貫く
アトレチコ・ミネイロのクッカ監督がチームの支柱であるホナウジーニョ・ガウーショを途中で替えた件
▲ 試合中に倒されて主審に目で訴えかけるホナウジーニョ・ガウーショ
今年からアトレチコ・ミネイロの10番を付けて試合に出ているホナウジーニョ・ガウーショは、クッカ監督も厚い信頼を寄せている。事実、ホナウジーニョをスタメンで起用した試合では、同監督はほとんどの試合で彼を途中で下げる采配に及んでいない。実際これまでにクッカ監督が試合中にホナウジーニョ・ガウーショを交代させたのは、2013年に入ってわずか2回しかない。その2回目が先のリベルタドーレス決勝だっただけにマスコミも大きく取り上げたのだろう。奇しくもホナウジーニョに替わってピッチに投入されたのは、昨年アトレチコ・ミネイロで10番を背負っていたギリェルミだったことも拍車をかけたか。一連の選手起用について、クッカ監督は次のように説明している。
「ホナウジーニョ・ガウーショの状態は万全とはいえなかった。それが見てとれたからあえて下げただけのこと。彼は特別な選手ではあるが、たとえどれほど秀でた選手であろうと調子が悪ければ躊躇せず替えるのも監督の仕事だと考えている。だからといってあの交代によってホナウジーニョを否定したわけではない。言うまでもなく彼の力は 2nd.Leg でも必要であり、逆転優勝を実現させるために欠かせない選手。彼なら大仕事をやってくれると私は信じている」
試合中にベンチへ下がった日の試合後、ホナウジーニョは報道陣の問いかけに対して無言を貫いたが「特段話すことがなかっただけ」だそうで、不機嫌だったのではないと後日述べている。
2013.07.19
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