Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

今年のコパ・ド・ブラジウを優勝し、来年のリベルタドーレス出場が決まっているリオ・デ・ジャネイロ州の名門フラメンゴが、コリンチャンスに所属するエメルソンの獲得を模索していることがわかった。

1978年生まれで35歳になるエメルソンは、コンサドーレ札幌、川崎フロンターレ、そして浦和レッズで活躍したこともあって日本のサッカーファンの間でも有名な選手。2012年のリベルタドーレス決勝では2ゴールを挙げてコリンチャンスの優勝に貢献し、同年クラブＷ杯出場で７年ぶりの来日も果たしている。

そのエメルソンに関心を示しているのがフラメンゴ。若手のハフィーニャが現在バイーア移籍に向けて交渉中である他、マルセーロ・モレーノは古巣のグレミオに凱旋移籍する見込みであることから、手薄になった前線の補強を迫られている。そこで2009年に所属していたエメルソンを再度獲得する案が浮上したという。

しかしエメルソンの代理人を務めるヘイナウド・ビッタ氏は、一連の報道について「その噂は耳にしたが、フラメンゴから正式なオファーは届いていない」として真っ向から否定している。
コリンチャンスでは現在イブソン、ダニーロ・フェルナンデス、ダニーロ、ドウグラスなどが放出候補に挙がっているため、前述に加えてエメルソンまでコリンチャンスが手放すとは考えにくいというのが大方の予測となっている。

他の選手・監督の動向として決定しているのは、次の通り。

・クルゼイロ
　リベルター（パラグアイ）からミゲル・サムーディオを獲得。

・グレミオ
　ジーダが退団。

・インテルナシオナウ
　新監督にアベウ・ブラーガ氏（元フルミネンセ）が就任。
　ジウベルトが退団 → カナダのトロントFCへ移籍。

・コリチーバ
　新監督にダド・カバウカンチ氏（パラナー）が就任。

・ポンチ・プレッタ
　ジョルジーニョ監督（元鹿島アントラーズ）が辞任。

・コリンチャンス
　クラウディオ・マルドナードが退団。

・クリシウーマ
　アルジェウ・フックスが退団。
　アマラウが退団 → ２部のセアラーへ移籍。
　レアンドロ・ブラジリアが退団 → ２部のセアラーへ移籍。

・ゴイアス
　ウーゴが退団。

・サンパウロ
　ポルトゥゲーザからルイス・ヒカルドを獲得。

・バイーア
　クリストボン・ボルジェス監督が辞任。

・フルミネンセ
　広州恒大（中華人民共和国）からダリオ・コンカを獲得。