“メッシのいとこ”が揃い踏み ビアンクッチ兄弟がバイーアに移籍
サウバドールの名門バイーアがマキシミリアーノ&エマヌエルのビアンクッチ兄弟の獲得を発表
▲ メッシとは1歳違いのエマヌエル・ビアンクッチ
兄であるマキシミリアーノ・ビアンクッチは1984年生まれの29歳で、ポジションはフォワード。アルゼンチンはロサリオの出身だが、首都ブエノスアイレスの名門サン・ロレンソのユースに入団してスキルを磨いた。2001年にトップリーグに昇格すると、2002年からは5年間パラグアイのクラブチームを渡り歩いた。2007年にフラメンゴへ移籍したが、2010年からはメキシコのクルス・アスルでプレイ。そして昨年はビットーリアで活躍した。これまで所属したクラブチームはアルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、メキシコの4ヵ国で、欧州に渡った経験はない。
165cmとメッシよりも4cm背が低いが、スピードとボールコントロールに優れており昨年のビットーリアではゴールを量産した。
一方、マキシミリアーノより4歳若い弟のエマヌエル・ビアンクッチは1988年生まれの25歳で、ポジションは中盤。ユース時代は地元の名門ニューウェルスにいたが、トップリーグのデビューはブンデスリーガ。以降、スペインを経て2013年にパラグアイの強豪オリンピアに移籍した。
▲ 2013年はビットーリアでゴールを量産したマキシミリアーノ・ビアンクッチ
ビットーリアのサポーターは同選手の移籍に否定的で「よりによってなぜバイーアなんかに移籍したのか」という憤りも少なからずあるという。
兄マキシミリアーノは3年契約で、弟エマヌエルは1年契約であるため、短くとも2014年の1年間はビアンクッチ兄弟が同じクラブチームでプレイすることとなった。
バイーアはビアンクッチ兄弟以外にも、フラメンゴからハフィーニャ、フルミネンセからハイネルなどを獲得。攻撃力が昨年より上がっているのは明らかで、この補強が成績に結びつくか否かが注目されている。
2014.01.10
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