- Copa do Brasil 2014コパ・ド・ブラジウ 2014
元鹿島監督を解任したサントス STJDの判決により不戦勝でベスト8進出
オズワウド・ジ・オリベイラ監督の解任を発表したサントスが不戦勝で準々決勝進出
▲ 鹿島アントラーズを史上初のJリーグ3連覇に導いた名将オズワウド・ジ・オリベイラ監督は成績不振によりサントスを追われることになった
かつて鹿島アントラーズをJリーグ史上初の3連覇に導き、昨年はリオ・デ・ジャネイロの名門ボタフォゴをブラジル全国選手権の4位に導くなど「名将」として知られるオズワウド・ジ・オリベイラ監督だが、サントスでは44試合で指揮を執って25勝9分10敗。サンパウロ州選手権では準優勝へ導くなど決して悪い成績ではないが、チームを追われることとなった。
オズワウド・ジ・オリベイラ氏は個人事務所を通じて次のような声明を発表した。
「私はサントスの強化について中長期的な計画を立てていたので、このタイミングで解任されたのは驚きでした。ただ、勝てる試合を落としたことも何度かあったので、そこは私の力不足と考えています。チームはどんどん強くなっているし、今後さらに進化するでしょう。8ヶ月間お世話になったサントスの皆様にも感謝しています」
オズワウド・ジ・オリベイラ監督の退任によって、アシスタントコーチらもサントスを去ることが決まっている。
サントスのオジーリオ・ホドリゲス会長は「8ヶ月間の短い間だったが、オズワウドは高いプロフェッショナリズムを以て従事してくれた。彼の今後の成功と多幸を願っている」と謝意を表した。
サントスは新監督にエンデルソン・モレイラ氏を招聘することも発表。同氏はバスコ・ダ・ガマと交渉中だったそうだが、サントスが好条件のオファーを提示して同氏を獲得している。
なお、先週の人種差別騒動でグレミオのコパ・ド・ブラジウ強制敗退が決定したため、サントスは今週試合をすることなくベスト8に進出する。
2014.09.03
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