Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

クラウディオ・ピサーロのゴールが決勝点 ペルーが勝ってグループCは大混戦に

コパ・アメリカ 2015 グループC 第2節 ペルー 1-0 ベネズエラ
▲ 30分にフェルナンド・アモレビエータがレッドカードを提示された場面
6月11日からチリで開催されている国際大会「コパ・アメリカ」。17日に首都サンティアゴで行われたグループCの第2節「ペルー vs ベネズエラ」は、クラウディオ・ピサーロのゴールで先制したペルーが勝ち点3を獲得した。

ベネズエラは3分にアレハンドロ・ゲーラのシュートで攻撃の口火を切ると、6分には左からのアーリークロスで決定機を演出したが、ゴール前に飛び込んだサロモン・ロンドンのシュートはキーパーが冷静にキャッチした。

ベネズエラは序盤から丁寧にパスをつないで相手より可能性を感じさせる攻撃を披露していたが、30分にパオロ・ゲレーロとマッチアップしたフェルナンド・アモレビエータが倒れたゲレーロの左ひざを踏みつけて退場処分に。ベネズエラは前半で数的不利に陥ってしまった。

▲ 72分にベテランのクラウディオ・ピサーロがゴールネットを揺らして、これが決勝点となった
数的有利のペルーはボール支配率を高めて後半に臨むと、立ち上がりから積極的にシュートを打っていった。ベネズエラは組織的な守備で対抗したが、防戦一方のベネズエラはゴールを守り切れなかった。72分、クリスティアン・クエバがパオロ・ゲレーロに渡そうとしたパスはカットされたが、これがクラウディオ・ピサーロの足元に転がると、ピサーロが左足でシュート。ボールはキーパーの右手を弾いてゴールネットに突き刺さり、ペルーが待望の先制点を奪った。

その後もペルーが主導権を握り続け、ベネズエラは後半1本もシュートを打つことができなかった。この結果、グループCは4ヵ国すべてが勝ち点3で並ぶ大混戦となっている。

コパ・アメリカ 2015 グループC 第2節 (2015/06/18)
ペルー 1-0 ベネズエラ
ペドロ・ガレーセ GK アライン・バローハ
ルイス・アドビンクラ
カルロス・アスクエス
カルロス・サンブラーノ
ファン・バルガス
DF ロベルト・ロサーレス
アンドレス・トゥニェス
オスワルド・ビスカロンド
フェルナンド・アモレビエータ
ホセミール・バロン
クリスティアン・クエバ
(パオロ・ウルタード)
ジョエル・サンチェス
カルロス・ロバトン
(ジョルディ・レイナ)
MF ルイス・セイハス
(ミク)
トマス・リンコン
ファン・アランゴ
(ジョセフ・マルティネス)
アレハンドロ・ゲーラ
ロナール・バルガス
(ガブリエル・シチェーロ)
クラウディオ・ピサーロ
(ビクトル・ヨトゥン)
パオロ・ゲレーロ
FW サロモン・ロンドン
クラウディオ・ピサーロ 72 ゴール
ホセミール・バロン
カルロス・ロバトン
パオロ・ゲレーロ
イエロー
カード
ガブリエル・シチェーロ
レッド
カード
フェルナンド・アモレビエータ
リカルド・ガレカ 監督 ノエル・サンビセンテ
主審: ラウール・オロスコ (ボリビア)
会場: エスタディオ・ムニシパル (バルパライーソ)
2015.06.18

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