FIFA World Cup 2018FIFAワールドカップ 2018 ロシア大会南米予選

終了間際のドラマ　カルドーナのループシュートによって接戦を制したコロンビアが4位死守

FIFAワールドカップ南米予選　第9節　パラグアイ　0-1　コロンビア

▲ 終了間際に値千金のゴールを決めて膝をつき喜ぶエドウィン・カルドーナ

2018年ロシア大会の出場権を争うワールドカップ南米予選は、2016年10月6日に第9節が各地で行われた。パラグアイの首都アスンシオンで行われた「パラグアイ×コロンビア」は、終了間際に先制点を奪ったコロンビアが敵地で勝ち点3を獲得した。

前半はコロンビアがピッチを広く使った攻撃で何度も相手ゴールを脅かしたが、訪れたチャンスはいずれも相手の固い守備を崩せず 0-0 でハーフタイムを迎えた。

ホームで勝ち点3がほしいパラグアイは、後半の開始からデルリス・ゴンサーレスを投入するなど早めの選手交代で流れを変えて、何度かゴールを予感させる攻撃を披露。だが互いにゴールを決められず、0-0 のまま90分が経過。誰もがスコアレスドローを予想した91分になって、ようやく均衡は破られた。

自陣からのロングパスをエドウィン・カルドーナが頭で落とすと、カルロス・バッカはくさびになってカルドーナにパス。カルドーナは再びバッカとのワンツーで最終ラインを崩すと、飛び出したキーパーを欺くループシュートを決めて、コロンビアに待望の先制点をもたらした。そしてこのゴールが決勝点となって、コロンビアは4位を維持した。

FIFAワールドカップ南米予選　第9節　（2016/10/06）
パラグアイ	0-1	コロンビア
ディエゴ・バレート	GK	ダビ・オスピーナ
ホルヘ・モレイラグスターボ・ゴメスパウロ・ダ・シルバサルスティアーノ・カンディア	DF	サンティアゴ・アリアスオスカル・ムリージョファリ・ディアスジェリ・ミーナ
ビクトル・アジャラファン・ロドリーゴ・ロハスクリスティアン・リベーロス（デルリス・ゴンサーレス）オスカル・ロメーロ	MF	カルロス・サンチェスアベル・アギラルウィルマール・バリオス（アレハンデル・メヒーア）
ホルヘ・ベニーテス（ルーカス・バリオス）ダリオ・レスカーノ（セシーリオ・ドミンゲス）	FW	ファン・ギジェルモ・クアドラード（オルランド・ベリーオ）ルイス・ムリエル（エドウィン・カルドーナ）カルロス・バッカ
	ゴール	91　エドウィン・カルドーナ
ビクトル・アジャラファン・ロドリーゴ・ロハスダリオ・レスカーノサルスティアーノ・カンディア	イエローカード	アベル・アギラル
フランシスコ・アルセ	監督	ホセ・ペケルマン
主審：　フリオ・バスクニャン　（チリ）会場：　エスタディオ・デフェンソーレス・デル・チャコ　（アスンシオン）