- Campeonato Brasileiro Serie A 2016ブラジル全国選手権 1部 2016
判定を二度覆した曖昧ジャッジの主審にペナルティ 60日間の職務停止処分+罰金
ブラジレイロンの第30節「フルミネンセ vs フラメンゴ」で発生した“誤審”の続報
▲ エンリーキのゴールを巡って主審がジャッジを二度覆したことによって試合は10分以上も中断した
事の発端は、10月13日にリオ・デ・ジャネイロ州のボウタ・ヘドンダで行われたクラシコ「フルミネンセ vs フラメンゴ」での出来事。84分にフルミネンセのセットプレイからゴールが決まった場面で判定が二度も覆り、フルミネンセのノーゴールとなった件だ。
このとき問題視されたのは、サッカー界では公的に認められていないビデオ判定を使って判定を覆したことと、一貫性のない曖昧なジャッジをした点。結果、この試合は一時“やり直し”が決まるなど、リーグの運営にまで影響を及ぼした。
STJD は一連の出来事において最も罪深い対象は、当該の試合を裁いたサンドロ・メイラ・ヒッチ氏と断定。FIFA(国際サッカー連盟)が認定する国際審判員の資格も有するベテランのレフェリーには、60日間の職務停止と1,000ヘアウ(日本円で約32,000円)の罰金が科せられることが決まった。
この決定について、STJD のレオナルド・バルボーザ検事総長は、「当該の出来事は試合を混乱させただけでなく、両チームにいろいろな迷惑をかけた。このようなトラブルをなくす意味でも、このペナルティはやむをえない」と説明している。
2016.11.03
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