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パラグアイも参加表明 ワールドカップ100周年の節目に南米大陸での開催は実現するのか
2030年のワールドカップ開催国としてアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの3ヵ国が共同開催案で正式に立候補
▲ 3ヵ国共催についてブエノスアイレスで開かれた会議。左からパラグアイのオラシオ・カルテス大統領、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領、ウルグアイのタバレー・バスケス大統領
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた会議では、3ヵ国の首脳に加えてCONMEBOL(南米サッカー連盟)のアレハンドロ・ドミンゲス会長とFIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長も出席。その席で、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、南米大陸での3ヵ国共催に向けて現在の心境を述べた。
「我々3ヵ国には、協力してワールドカップを開催するためのポテンシャルがあるし、成功させる自信もある。CONMEBOLも協力してくれるのは心強いし、2030年はウルグアイで第1回ワールドカップが開催されてちょうど100年の節目でもある。南米大陸での開催こそが、節目にふさわしいと確信している。今回の発表が実現すれば、3ヵ国だけでなく南米諸国間の絆を深めることもできるだろう」
ウルグアイのタバレー・バスケス大統領は「元々はアルゼンチンとで調整していたが、パラグアイが参加すると知ったときに何の躊躇もなかった」と3ヵ国での開催に歓迎の意向を示した。そしてパラグアイのオラシオ・カルテス大統領は「ウルグアイで初めてのワールドカップが行われてから100年になる2030年は、南米での開催がベストだと思っている」と意欲を示した。
3ヵ国での共催を実現するためには、FIFAが提示する条件をクリアしなければならない。「我々は条件をクリアできると確信している」と自信を覗かせたマクリ大統領は、来月上旬にもパラグアイの首都アスンシオンで次の会議を実施することも明らかにした。これから連携を密にする姿勢を示し、これから2030年の大会招致に本腰を入れるようだ。
果たして、ワールドカップ100周年の節目に南米大陸でのワールドカップ開催は叶うのか。
2017.10.05
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