- Selección Nacional de Argentinaアルゼンチン代表
南米で最古のサッカー組織 アルゼンチンサッカー協会が125周年を祝福
南米で最古のサッカー組織であるAFA(アルゼンチンサッカー協会)が2月21日で設立125周年を迎えた
▲ アルゼンチン代表における往年のスター選手であるアルフレッド・ディ・ステファノ氏(左)とディエゴ・マラドーナ氏(右)
日本がまだ明治26年だった1983年の2月21日に、アルゼンチンサッカー協会は産声をあげた。
創始者のドン・アレハンドロ・ワトソン・ウットン氏は、西欧からもたらされたフットボールをアルゼンチン国内に浸透・発展させる目的で協会を設立。南米大陸では最古のサッカー組織である同協会は、長い歴史の中でコパ・アメリカの優勝14回を筆頭に、FIFAワールドカップ優勝2回、U-20ワールドカップ優勝は6回と数々の国際タイトルを獲得した。
世界的な選手も数多く輩出し、アルフレッド・ディ・ステファノ氏やディエゴ・マラドーナ氏、ガブリエル・バティストゥータ氏など往年の名手から、現役ではリオネル・メッシなどスター選手の宝庫であるのもアルゼンチンサッカー界の特徴・魅力である。
現在、同協会のトップにいるクラウディオ・タピア会長は、125年間で協会が果たしてきた役割に自信を見せて、今後もアルゼンチンサッカーのさらなる発展に寄与する意向を挨拶に込めた。
▲ 協会の125周年を迎えて声明を出したクラウディオ・タピア会長
AFAは125年の歴史をお祝いします。私はこの記念日を迎えて、フットボール界を牽引する大きな責任を負っていると再認識しています。
125年前にアレハンドロ・ウットン氏が設立したこの協会は、間違いなくアルゼンチンサッカーの発展に大きな貢献を果たしましたし、そこから125年を迎えたことはとても歴史的なことです。
私は会長として大きな責任をもってフットボールのために重要な決断を下し、国のフットボールに貢献できていることに大きな幸せを感じています。
今年はすべてのアルゼンチン人がロシアで世界王者になれるという夢を抱き、そのために一緒に働くことで目的を達成する可能性を十分に感じています。協会の会長として、各分野のプロフェッショナル化を推進し、より良い組織にする責任を私は背負っています。
昨年には、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が当協会を訪ねてくれました。同会長が我が国に来てくれたことは、この国のフットボールにとって間違いなくプラスとなるでしょう。AFAが日々成長し続けるために、我々は引き続き努力してまいります。
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南米各国ならびに日本のサッカー組織の設立年については、時系列で下記の通り。
1893年: AFA (アルゼンチンサッカー協会)
1895年: FFC (チリサッカー連盟)
1900年: AUF (ウルグアイサッカー協会)
1906年: APF (パラグアイサッカー協会)
1914年: CBF (ブラジルサッカー連盟)
1921年: JFA (日本サッカー協会)
1922年: FPF (ペルーサッカー連盟)
1924年: FCF (コロンビアサッカー連盟)
1925年: FBF (ボリビアサッカー連盟)
1925年: FEF (エクアドルサッカー連盟)
1926年: FVF (ベネズエラサッカー連盟)
2018.02.22
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