Seleccion Nacional de Peru ペルー代表

スイス連邦裁判所から通達 パオロ・ゲレーロのワールドカップ出場が決定

禁止薬物疑惑に翻弄されていたペルー代表FWパオロ・ゲレーロが悲願のワールドカップ初出場へ
▲ 国を挙げての尽力が実ってロシア大会への出場が実現したペルー代表FWパオロ・ゲレーロ
ペルーの全国民にとっての朗報となった。スイス連邦裁判所は31日、禁止薬物疑惑によって謹慎期間を延長されていたペルー代表FWパオロ・ゲレーロに対して、ワールドカップ出場を了承する決定を下した。

昨年の南米予選アルゼンチン戦後の抜き打ち検査で陽性反応が出ていたゲレーロに対しては当初、1年間の出場停止処分が科されていたが、その後半年間に短縮されたことによってワールドカップ出場は問題なしとされていた。ところが、半年の謹慎が解かれた5月上旬になって再び当該の問題が再燃。ゲレーロへの謹慎処分期間は6ヵ月から14ヵ月に延長されたことで、ゲレーロは再び選手としての活動ができなくなった。ロシア大会への出場も絶望的になっていた。

しかし、南米大陸が生んだ稀代のゴールハンターに対しては関係各所から惜しみないサポートが贈られた。ペルー国内ではFPF(ペルーサッカー連盟)のエドウィン・オビエド会長が直々にFIFA(国際サッカー連盟)に出向いてゲレーロの処分軽減を直訴。それだけでなく、グループリーグの対戦国であるフランス、デンマーク、オーストラリアの3ヵ国の主将までもがゲレーロの本大会出場を後押しする嘆願活動を行うなど、他国をも巻き込んでの運動まで起こっていた。

そして迎えた5月31日。スイス連邦裁判所は、ゲレーロに科された追加処分についてワールドカップ期間を含めない意向を発表。この結果、同選手のワールドカップ出場が叶う運びとなった。発表を受けて、ゲレーロは次のような声明を発表した。

「スイス連邦裁判所は私に科された不当な制裁を解除し、私にキャプテンとしてワールドカップへ出場する権利を与えてくれた。まずこの決定について法廷に感謝する。そして私がいつも信じてきた神に感謝し、常に支えてくれた家族への感謝も伝えたい。もちろん、オビエド会長を筆頭とするFPFのサポートなしでこの結果は得られなかったから、連盟にも感謝しなければならない。それと同時に、代表のチームメイトの励ましにも深く感謝しているし、変わらず応援してくれたすべてのペルー国民に御礼を伝えたい。最後に、FIFAのインファンティーノ会長、オーストラリア、デンマーク、フランスに対しても深い感謝を申し上げたい。これから私はチームメイトとともに我が国が新たな喜びを得られるよう最善を尽くす。ペルー人が一致団結すれば、不可能な夢などもはや存在しない」

疑惑に翻弄され続けた末のワールドカップ出場を受けて、ゲレーロはロシアでどんな輝きを放つだろうか。

◆ パオロ・ゲレーロ
本名:ホセ・パオロ・ゲレーロ・ゴンサーレス
1984年1月1日生まれ(34歳)
出身:ペルー(首都リマ)
身長:185cm
ポジション:フォワード
名門アリアンサ・リマの下部組織で200ゴール以上決めたのを受けて、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが青田買い。その後バイエルンのセカンドチームからトップチームに昇格して活躍した。2006年からは6年間ハンブルガーSVで51ゴールを挙げる活躍をみせた。2012年にブラジルの名門コリンチャンスへ移籍して大活躍したのち、2015年からはフラメンゴでも主力であり続けている。ペルー代表には、2004年から13年に渡り招集され続けている。

2018.05.31

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