- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018
終了直前に決まった劇的な直接フリーキック インテルナシオナウは4連勝で2位に浮上
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第19節 インテルナシオナウ 1-0 パラナー
▲ 後半のアディショナルタイムに直接フリーキックを決めて吠えるカミーロ
首位浮上を目指して勢いのあるチームを応援せんと、ベイラ・リオには45,000近い観衆が詰めかけてスタンドは赤く染まった。そして、スタンドからは新加入のペルー代表FWパオロ・ゲレーロも戦況を見守った。
3連勝中のインテルナシオナウは立ち上がりから前がかりに攻め込み、12分にはコーナーキックをエメルソン・サントスが頭で流して最後はパトリッキが左足でジャンピングボレーシュート。枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭ったが、インテルナシオナウは22分にもジョナタン・アルベスのシュートでチャンスメイク。36分にはエメルソン・サントスが直接フリーキックを放つなど、再三見せ場を作った。
後半、パラナーは立ち上がりに相手ゴールを脅かしたが、カイオ・エンリーキのシュートはファーサイドのゴールポストをかすめて逸れてしまう。一方、54分にニコラス・ロペスの強烈なシュートでスタンドを沸かせたインテルナシオナウは、その後も何度か攻め込んだがゴールを奪えないままでいた。
0-0 で迎えた後半のアディショナルタイムは8分。引き分けの空気が色濃くなっていたが、その空気は95分に変わった。ゴールまで約25mの距離から、途中出場のカミーロが右足で直接フリーキックを放つと、壁を越えてカーブのかかったボールはニアサイドのポストを叩いてゴールを割った。その瞬間、スタンドからはおびただしいまでの大歓声がこだました。
引き分け以下なら宿敵グレミオに順位を逆転されるところだったインテルナシオナウだが、土壇場での先制点と勝ち点3獲得により宿敵の浮上を許さず、さらにはフラメンゴも抜いて2位に浮上した。首位サンパウロとの勝ち点差は3と、優勝争いができる位置につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第19節 (2018/08/19) | ||
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インテルナシオナウ | 1-0 | パラナー |
マルセーロ・ロンバ | GK | ヒシャルジ |
ファビアーノ (ホッシ) ホドリーゴ・モレード エメルソン・サントス イアゴ |
DF |
ジュニオール ヘネ ハヤン イゴール |
ホドリーゴ・ドウラード エデニウソン パトリッキ ニコラス・ロペス ウィリアン・ポッチケル (ルッカ) |
MF |
レアンドロ・ビレーラ (ジョニー) ジョニー・ルーカス (ウェズレイ・ジアス) カイオ・エンリーキ |
ジョナタン・アルベス (カミーロ) |
FW |
シウビーニョ ハファエウ・グランポーラ (ホドウフォ) カルロス |
カミーロ 90+5 | ゴール | |
ジョナタン・アルベス ファビアーノ ニコラス・ロペス |
イエロー カード |
レアンドロ・ビレーラ カルロス ハヤン イゴール ヒシャルジ |
オダイール・エウマン | 監督 | クラウジネイ・オリベイラ |
主審: レアンドロ・ビジオ・マリーニョ 会場: エスタジオ・ベイラ・リオ (ポルト・アレグレ) |
2018.08.19
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