Campeonato Descentralizadoペルー1部リーグ

マンコ争奪戦に2チームが名乗り マンコを奪い合う三つ巴の争いを制するのはどこだ?

スポルト・ボーイスと交渉中のレイモン・マンコにデポルティーボ・ムニシパルとアカデミア・カントラオの2チームが接近
▲ レイモン・マンコ(写真)の獲得を検討しているチームが1から3に増えた
ウニオン・コメルシオを年内に退団予定のレイモン・マンコを、即戦力として高く評価しているチームがひとつでないことがわかった。ペルーのスポーツサイト「Libero」が報じている。

マンコについては当初、首都リマ近郊の港町カヤオをホームタウンとするスポルト・ボーイスが獲得に向けて交渉を始めると、ペルー国内の複数のメディアが報じていた。事実、つい最近にもマンコ自身がInstagramにスポルト・ボーイスへの移籍に前向きだと匂わせる投稿をした。ところが、その投稿はわずか10分後に削除されていた。

兼ねてからマンコは、病弱な父を心配して両親の近くに住みたいと首都リマへの移住を希望していた。そしてリマのチームで試合に出られれば、念願のペルー代表復帰がより現実的となる点でも、マンコにとってリマやその近郊にあるクラブチームへ移籍することはメリットなのである。そこに名乗りを上げたのが、デポルティーボ・ムニシパル、アカデミア・カントラオの2チームだ。

デポルティーボ・ムニシパルはリマがホームタウンで、アカデミア・カントラオはリマ近郊の港町カヤオがホームタウンであるため、どちらもマンコの希望には合致しているチームだ。とりわけ、2019年のスダメリカーナ出場権を獲得しているデポルティーボ・ムニシパルは、所属チームで国際大会に出たいと主張しているマンコにとって魅力的に映るかもしれない。

すでに交渉中であるとされるスポルト・ボーイスが、このまま交渉成立に持ち込むか。それとも、デポルティーボ・ムニシパル、アカデミア・カントラオのいずれかがマンコをかっさらうのか。マンコを奪い合う三つ巴の争いを制するのは、どのクラブになるだろう。

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◆ レイモン・マンコ
本名:レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:ペルー(ルリン)
身長:172cm
ポジション:ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。キックの精度が高く、フリーキックやコーナーキックのキッカーをよく務める。

2018.11.19

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