- Selección Nacional de Uruguayウルグアイ代表
フォルラン 「ウルグアイのクラブチームに戻る気はない」
ウルグアイ代表のディエゴ・フォルランが外国でプレイし続ける理由
▲ コンフェデレーションズカップの記者会見に臨むディエゴ・フォルラン
フォルランはユース時代こそペニャロール、ダヌービオなどウルグアイの名門クラブで技術を磨いたものの、プロ選手としてキャリアをスタートさせたのは、アルゼンチンのインデペンディエンテが最初。以降、マンチェスター・ユナイテッド、ビジャレアル、アトレティコ・マドリーなど欧州の第一線で活躍し、現在は隣国ブラジルのインテルナシオナウで中心選手として活躍している。プロになってからのフォルランは一度も母国ウルグアイのチームに所属していないが、それには相応の理由があるという。
ウルグアイのラジオ局“Sport890”へのインタビューに応じたフォルランは、次のようなコメントを残した。
「セバスティアン・アブレウの身に起こった盗難事件を覚えてるよね? 昨年の6月、代表の試合に臨む前日に彼は車、クレジットカード、ビデオカメラなどを一式盗難される被害に遭った。あの事件はセバスティアンを深く傷つけた。俺自身にとっても自分のことのようにショックだったし、ただただ悲しかった。もしも自分が同じような被害を受けたらと想像するだけで嫌な気分になるよ。それに、ウルグアイはサッカー選手に対する批判の目が厳しすぎる。それは、アルゼンチンやブラジルよりもひどい印象がある。とてもじゃないけどウルグアイで腰を据えてサッカーに専念する気にはなれない」
代表のユニフォームに袖を通しているときはいつも国と国民のことを思っているというフォルラン。母国への愛情は強いが、一部の心ない者の言動に胸を痛めているらしく、それらがフォルランから母国凱旋の意欲を削いでいるようだ。名門ペニャロールからオファーが届いているとの報道もあるが、フォルランがこのオファーに応じる気はないという。
「ポルト・アレグレはウルグアイとも気候が近いから住みやすいね。インテルナシオナウはすごくいいチームだし、監督、チームメイト、サポーターみんな好きだ。ブラジレイロンで優勝して、監督のドゥンガを男にしたい」
2013.07.05
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