- FIFA World Cup 2014FIFAワールドカップ 2014 ブラジル大会
ウルグアイTV局 「テレビの画像では噛みついたか否かが明確でない」
ウルグアイのテレビ局は噛みつき疑惑のスアーレスを擁護する報道
▲ 78分にキエッリーニの近くで転倒したルイス・スアーレス(右)は、口元の前歯に手をあてて顔をしかめていた
“事件”の発生は78分。ジョルジオ・キエッリーニの左肩にルイス・スアーレスが顔を近づけた直後に、両者は転倒した。左肩を押さえて主審に抗議する前者のそばで、後者は自身の前歯を押さえて顔をしかめていた。この直後、キエッリーニは左肩を露出させて主審に抗議したが、主審はこの場面についてお咎めもなく流した。
だが、主審が試合中に流したこのシーンは世界中で物議を醸した。再生された映像を元に「スアーレスがキエッリーニの左肩に噛みついたのではないか」という疑いが世界中に広まった。ほとんどの国では噛みついたとされるスアーレスを糾弾する論調が飛び交っているが、ウルグアイ国内における主張は異なっている。同局の報道内容は下記の通り。
「我々の見解では、テレビの画像では噛みついたか否かが明確でなく、スアーレスがキエッリーニの左肩に噛みついた確固たる証拠も今のところ出ていない。噛みついたようにも映る反面、キエッリーニと競り合う過程でスアーレスが誤って顔面を左肩にぶつけてしまったようにも見受けられる。FIFAには慎重かつ公正な検証をしてもらえるよう留意してほしい」
このような論調でスアーレスを擁護しているようだが、隣国アルゼンチンのスポーツ紙「Ole!」は上記報道を牽制。「絶対的存在のエースを守りたいメディアの心情は察するが、世界の共感は得られないのではないか。この試合の主審は問題を解決すべく、FIFAにレポートを提出するべき」との見解を示している。
2014.06.25
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