- Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014
フェリポンが反省 「我々に驕り高ぶりがあったのならば謝罪したい」
ダレッサンドロらが激怒した試合中の騒動についてルイス・フェリッピ・スコラーリ監督が反省の弁を述べる
▲ エルナン・バルコスの左腕を掴んで小競り合いの沈静化を試みたルイス・フェリッピ・スコラーリ監督
4-1 でグレミオが快勝したこの試合は、グレミオが4点目を取った81分に小競り合いが発生。ゴールを決めてピッチサイドで喜んでいたアラン・ルイスの上半身をハファエウ・モウラが小突いたの契機に言い合いになると、ピッチ中央にいたアンドレス・ダレッサンドロが相手選手の輪に紛れ込んで騒動に発展した。
この言い争いについて、ルイス・フェリッピ・スコラーリ監督は自身の思いを次のように説明した。
「私は自分たちの選手が何をしたかも承知しているし、ダレッサンドロらが怒った理由も理解している。4-1 としたときの我々の態度に驕り高ぶりがあったのならば、素直に謝罪したい。私たちは相手を尊重しなければならないし、それを怠ったときには反省が必要だ」
ルイス・フェリッピ・スコラーリ監督は、先のワールドカップでドイツ相手に 1-7 の大惨敗を喫したときのブラジル代表監督。完全アウェイの中でゴールを量産しても過剰に喜ぶことを慎んでいたドイツ代表選手の姿勢と照らし合わせたフェリポン。4失点を喫して傷心するインテルナシオナウのイレブンを尻目に、ピッチサイドで派手に喜ぶグレミオの選手のパフォーマンスが、相手への配慮に欠けたものだったと同監督は捉えたようだ。
最後にフェリポンは「点差はともかく勝利を収めたことが重要。我々はリベルタドーレス出場権を得られる位置にある」と述べて、リベルタドーレス出場権獲得(ブラジレイロンの4位以内)に自信を覗かせた。
2014.11.11
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