Campeonato Brasileiro Serie Bブラジル全国選手権 2部

バイーア州の名門ビットーリアが、日系三世のMFペドロ・ケンを期限付きで獲得したことを発表した。ペドロ・ケンはすでにサウバドールに身を移しており、ブラジレイロンのセリエB（2部）出場に向けて準備に入っている。

コリチーバの下部組織出身であるペドロ・ケンは2006年にトップチームへ昇格すると、2009年までコリチーバで活躍。2010年にクルゼイロへ移籍したが、その翌年以降はレンタル移籍を繰り返している。ビットーリアには2012年に在籍して、チームのセリエA（1部）昇格に大きく貢献した。今年、1シーズンでのセリエA復帰を目指しているビットーリアは、3年前に活躍したペドロ・ケンに戻ってきてもらうことが得策と考えたようだ。

古巣に復帰することとなったのを受け、ペドロ・ケンは次のようなコメントを残している。
「今年はビットーリアのために、そしてセリエA昇格のために貢献したいと思っている。2012年に在籍していた当時はチーム、サポーターともに私を歓迎してくれたから、個人的には思い入れのあるクラブチームだから。サポーターの前で再びプレイすることを楽しみにしているよ」

19日の午前中にサウバドールに到着したペドロ・ケンは、すみやかに健康診断を実施。5月22日に行われるセリエB（2部）第3節のブラガンチーノ戦に向けて、ペドロ・ケンは着々と準備を進めている。