Copa America 2015 コパ・アメリカ 2015

カバーニが退場に至った原因は性的嫌がらせ ハラは2年前にもスアーレスの股間を触る

準決勝「チリ vs ウルグアイ」でウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに2枚目のイエローカードが出された原因
▲ 63分にチリ代表DFゴンサーロ・ハラがウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの肛門に指を入れた瞬間
24日に首都サンティアゴで行われたコパ・アメリカの準決勝「チリ vs ウルグアイ」で、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに2枚目のイエローカードが出された。カバーニがチリ代表DFゴンサーロ・ハラの左頬を叩いたことが警告の理由とされたが、実はその直前にハラによるさりげない嫌がらせがあったことがウルグアイやアルゼンチンなどで報じられた。

ハラの嫌がらせは、時計の針が62分を過ぎた後に起こった。アレクシス・サンチェスが倒されてチリにフリーキックが与えられた際に、ボールの近くでハラとカバーニが口論になった。この口論は主審が仲裁に入ってハラとカバーニは一旦離れたが、その直後カバーニに接近したハラはカバーニに近づくと、体を密着させて何かをささやきながら右手でカバーニの肛門に指を食い込ませた。次の瞬間、カバーニはとっさに右手でハラの左頬を軽く叩き、ハラは顔を叩かれたことをアピールするかのように腰を落とした。おそらくハラがカバーニの局部をまさぐったことを知らない主審の目には、カバーニが加害者でハラは被害者と映ったと推測される。

2枚目のイエローカードを提示されたカバーニは、ハラに肛門をまさぐられたことを主審に主張したが、主審は聞く耳を持たずカバーニにレッドカードを突きつけた。主審に対して二言三言発したカバーニは、嫌がらせに及んだハラに歩み寄って激しく抗議。チームメイトの制止があってもカバーニの怒りは収まらず、主審に強い口調で抗議したあと再びハラのほうへと歩いて罵声を浴びせたのであった。

ウルグアイのスポーツ放送局「Tenfield」は「ブラジル人主審がウルグアイ代表を敗退に追い込んだ」と主審のジャッジを批評した上で、カバーニが嫌がらせを受けた瞬間の写真を掲載した。

アルゼンチンのスポーツ紙「Ole!」は「カバーニが挑発に乗ってしまった」と表現したほか、ハラの行動を「醜い」と批判したオスカル・タバーレス監督のコメントを掲載した。

ブラジルのスポーツサイト「Globoesporte.com」はカバーニがハラの顔を叩いた理由について「ハラによる挑発的な愚かな手だったのかもしれない」と掲載した。

ハラには試合中セクハラに及んだ“前科”がある。2年前の2013年に行われた同じ対戦カードでハラは、ウルグアイ代表FWルイス・スアーレスの股間を前から触ったことがあった。ハラにバイセクシャルや同性愛の気があるかどうかはさておき、退場に処せられたカバーニと主審のミスジャッジが遠因で敗退したウルグアイ代表の悔しさはいかばかりか。

2015.06.24

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