- FIFA World Cup 2018FIFAワールドカップ 2018 ロシア大会 南米予選
代表のスーペルクラシコは命運が分かれる セレソンが 3-0 でアルヘンティーナを撃破
FIFAワールドカップ南米予選 第11節 ブラジル 3-0 アルゼンチン
▲ 宿敵アルゼンチンを相手にゴールを重ねるたびに歓喜の輪を形成したブラジル代表
自国開催のW杯準決勝でドイツに大敗し「ミネイロンの惨劇」とまで呼ばれた敗北の地ベロ・オリゾンチで、チッチ率いるセレソンが宿敵を封じ込めた。敵地に乗り込んだアルゼンチンは23分にルーカス・ビリアが右足でボレーシュートを打ったが、キーパーがファインセーブでゴールを死守。するとピンチをしのいだブラジルは24分、マルセーロのパスをネイマールがスルーしてフィリッピ・コウチーニョの足元にボールが渡ると、フィリッピ・コウチーニョはドリブルで左サイドから中央へ切れ込み、ペナルティエリアの手前から右足でゴール左隅へ狙いすましたシュートを決めて先制した。
アルゼンチンは35分にメッシが前線で倒されてセットプレイを得たが、メッシが自ら放ったフリーキックはジャンプしたネイマールの右腕に当たるも主審はハンドを取らず。するとブラジルは前半の終了間際にガブリエウ・ジェズスのスルーパスで前線の左を上がったネイマールが、右足でゴールに流し込んでリードを広げた。
後半、アルゼンチンはセルヒオ・アグエロを投入して3トップに変更したが、主導権は依然としてブラジルにあり、54分には攻撃参加が大好きなパウリーニョが中央を上がってキーパーをもドリブルで振り切ったが、無人のゴールへ流し込もうとしたシュートは寸前でパブロ・サバレータによってクリアされる。それでもブラジルは58分に3点目を奪取。左からのクロスをヘナット・アウグストが中央に折り返すと、最後はパウリーニョが右足でゴールネットを揺らした。
快勝したブラジルは首位を堅守した一方、完敗のアルゼンチンは6位のままでW杯出場圏外に甘んじている。
FIFAワールドカップ南米予選 第11節 (2016/11/10) | ||
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ブラジル | 3-0 | アルゼンチン |
アリソン・ベッケル | GK | セルヒオ・ロメーロ |
ダニエウ・アウベス マルキーニョス ミランダ (チアゴ・シウバ) マルセーロ |
DF |
パブロ・サバレータ ニコラス・オタメンディ ラミーロ・フネス・モリ エマヌエル・マス |
フェルナンジーニョ パウリーニョ ヘナット・アウグスト |
MF |
ハビエル・マスチェラーノ ルーカス・ビリア エンソ・ペレス (セルヒオ・アグエロ) アンヘル・ディ・マリア (アンヘル・コレーア) |
フィリッピ・コウチーニョ (ドウグラス・コスタ) ガブリエウ・ジェズス (ホベルト・フィルミーノ) ネイマール |
FW |
リオネル・メッシ ゴンサーロ・イグアイン |
フィリッピ・コウチーニョ 24 ネイマール 45 パウリーニョ 58 |
ゴール | |
フェルナンジーニョ マルセーロ |
イエロー カード |
ラミーロ・フネス・モリ ニコラス・オタメンディ ルーカス・ビリア |
チッチ | 監督 | エドガルド・バウサ |
主審: フリオ・バスクニャン (チリ) 会場: エスタジオ・ド・ミネイロン (ベロ・オリゾンチ) |
2016.11.10
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