Selección Nacional de Perúペルー代表

5日にブエノスアイレスで行われたアルゼンチンとの一戦をスコアレスドローで終えたペルー代表は、試合終了直後にペルーのサポーターに向けて拍手を送り歓声に応えていた。アルゼンチンを相手に負けなかった事実はペルー国内でも大きな反響を呼んでいて、翌日に代表チーム御一行が帰国すると、空港では数百人ものサポーターによる熱烈な歓迎を受けた。

現地時間で6日の夜に着陸したペルー代表がロビーに登場すると、詰めかけた多くのサポーターは拍手と歓声で以て出迎えた。スマートフォンなどで代表選手らを撮影する国民の姿も散見された。アルゼンチン戦での勝ち点1が、それだけ意義深いものであることをサポーターは理解しているからだ。

詰めかけたサポーターの中には、「Mundial（ムンディアル＝ワールドカップを意味するスペイン語）!, Mundial!」と叫ぶ者もいて、空港はさもワールドカップ出場を決めたかのようなお祭りムードに包まれた。

多くのサポーターに向けて手を振って応えたペルー代表は、そのままリムジンバスでホテルに直行。セキュリティの観点から、空港内での記者会見は難しいと判断しての対応となった。

6日現在で南米予選の5位につけているペルー代表は、10日の最終節でコロンビア代表と対戦する。引き分け以下だと予選敗退の可能性もあるため、是が非でも勝ちたいところ。同じく勝ち点3を求めるコロンビアとの対決は、熾烈を極めるものと思われる。