- Campeonato Cariocaカンピオナート・カリオカ
1ヵ月で4戦する対決の3戦目もまた2-3で決着 “ピカチュウ”の2ゴールなどでバスコが先勝
カンピオナート・カリオカ 2018 決勝 1st.Leg ボタフォゴ 2-3 バスコ・ダ・ガマ
▲ この試合で2ゴールを立て続けに決めて喜ぶイアゴ・ピカシュウ(中央)
直近1ヵ月で3度目の試合になったこの対決は、開始早々にボタフォゴが先制。3分、パウロンに対してプレッシャーをかけたヘナチーニョがインターセプトに成功すると、浮いたボールを右足ボレーでゴールに沈めた。
互いに多くのチャンスを作った前半は、バスコが逆転に成功。まずは28分、ワギネルが左サイドからクロスを上げると、イアゴ・ピカシュウがペナルティエリアへ走り込みながら右足ボレーでゴールネットを揺らし 1-1 。さらに“ピカチュウ”はその2分後にもペナルティエリアの左側をドリブルで崩したドゥビエル・リアスコスのパスをゴールに押し込んで、逆転の立役者になった。
だが逆転されたボタフォゴは、ハーフタイムを迎える前にスコアをタイに戻した。44分、右サイドからルイス・フェルナンドが折り返したクロスを、ブレーネルがヘディングでゴールに押し込み 2-2 で前半を終えた。
▲ 後半のアディショナルタイムに貴重な決勝点を挙げたアンドレス・リオス(22番)はピッチサイドへ駆け出す
2-2 のまま、試合は後半のアディショナルタイムに突入。引き分けの様相も色濃くなった93分にコーナーキックを得たバスコは、待望の3点目を得た。コーナーキックに合わせたウェウリントンのヘディングが流れたところに、アンドレス・リオスがジャンピングボレーシュートで合わせると、ボールはジャストミートしなかったもののバウンドしてゴールネットを揺らした。
1ヵ月以内に3試合を消化した両者の対決は、偶然にもすべて 2-3 のスコアで決着。次の 2nd.Leg でも同じスコアになれば珍記録樹立となるが、果たして。
カンピオナート・カリオカ 2018 決勝 1st.Leg (2018/04/01) | ||
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ボタフォゴ | 2-3 | バスコ・ダ・ガマ |
ガティート・フェルナンデス | GK | マルティン・シルバ |
マルシーニョ ジョエル・カルリ イーゴル・ハベーロ モイゼス |
DF |
ハファエウ・ガリャルド パウロン フリクソン・エラーソ ファブリッシオ |
マルセーロ ホドリーゴ・リンドーゾ ヘナチーニョ (マルコス・ビニシウス) ルイス・フェルナンド レオナルド・バレンシア (ホドリーゴ・ピンポン) |
MF |
レアンドロ・デサバト ウェウリントン イアゴ・ピカシュウ ジオバンニ・アウグスト (パウリーニョ) ワギネル (チアゴ・ガリャルド) |
ブレーネル (キエーザ) |
FW |
ドゥビエル・リアスコス (アンドレス・リオス) |
ヘナチーニョ 03 ブレーネル 44 |
ゴール |
28 イアゴ・ピカシュウ 30 イアゴ・ピカシュウ 90+3 アンドレス・リオス |
ホドリーゴ・リンドーゾ ヘナチーニョ ジョエル・カルリ |
イエロー カード |
ハファエウ・ガリャルド ファブリッシオ ウェウリントン アンドレス・リオス |
アウベルト・バレンチン | 監督 | ゼ・ヒカルド |
主審: ホドリーゴ・カルバリャイス・ジ・ミランダ 会場: エスタジオ・ド・エンジェニョン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2018.04.01
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