Friendly Match親善試合

6月7日に行われた国際親善試合。の首都で行われた「アルゼンチン vs ニカラグア」は、アルゼンチンが大勝した。

超満員の大観衆に発煙筒と試合前から雰囲気を上げて始まった試合は、アルゼンチンが序盤から相手を圧倒。25分にはメッシ、ロ・チェルソとつないで最後は左でフリーのマティアス・スアーレスが右足でシュートに持ち込んだが、ボールはキーパーの右手とポストに当たって先制ならず。それでも37分にペナルティエリア付近でロ・チェルソからのパスを受けたメッシがファーストタッチとフェイントで軽快に2人を振り切ると、ペナルティエリアの中央で3人目もフェイントで振り切って左足でゴールに流し込み、先制した。

先制点を決めたメッシは、直後の38分にもロ・チェルソからのパスを受けたアグエロがペナルティエリアを前進して角度のないところからシュートを打つと、キーパーが弾いたところにメッシが詰めて 2-0 とした。

後半、ニカラグアは3人、アルゼンチンは2人を交代して臨むと、主導権を握るアルゼンチンが63分に追加点を奪取。コーナーキックをトラップしたラウターロ・マルティネスが相手にボールを奪われずに左旋回でシュートコースを作ると、右足で弾道の鋭いシュートを決めた。ラウターロ・マルティネスはその10分後にも右足のボレーシュートでこの日2点目のゴールを奪った。コーナーキックに合わせたラミーロ・フネス・モリのヘディングがファーサイドへ流れたところに反応しての、ファインゴールであった。

81分にはカウンターで左サイドを上がったロドリーゴ・デ・ポルがペナルティエリアでマークを振り切ってキーパーを引きつけると、クロスを上げてロベルト・ペレイラのゴールをお膳立てした。

後半のアディショナルタイムにはオタメンディのハンドからニカラグアにPKを決められたものの、アルゼンチンは4点差で大勝した。

タイムアップと同時に夜空には無数の花火が打ち上がり、アルゼンチン代表を祝福して終わった一戦。この大勝は、アルゼンチンにとってコパ・アメリカへの弾みとなるか。

国際親善試合　（2019/06/07）
アルゼンチン	5-1	ニカラグア
フランコ・アルマーニ	GK	フスト・ロレンテ （エンリ・マラディアーガ）
レンソ・サラービア ファン・フォイ （ラミーロ・フネス・モリ） ニコラス・オタメンディ マルコス・アクーニャ （ロドリーゴ・デ・ポル）	DF	ホスエ・キハーノ カルロス・モンテネグロ （オスカル・ロペス） ルイス・フェルナンド・コペーテ マヌエル・ロサス
ギド・ロドリゲス （ニコラス・タグリアフィコ） レアンドロ・パレーデス ジオバーニ・ロ・チェルソ リオネル・メッシ （パウロ・ディバラ） マティアス・スアーレス （ロペルト・ペレイラ）	MF	マルロン・ロペス レナート・プニエ （ダニエル・カデーナ） ファン・バレーラ バイロン・ボニージャ （アルマント・コウファス） カルロス・チャバリーア （ルイス・ガレアーノ）
セルヒオ・アグエロ （ラウターロ・マルティネス）	FW	ホルヘ・ベタンクール （フランシスコ・フローレス・サパタ）
リオネル・メッシ　37 リオネル・メッシ　38 ラウターロ・マルティネス　63 ラウターロ・マルティネス　73 ロベルト・ペレイラ　81	ゴール	90+1　ファン・バレーラ　（PK）
	イエロー カード	レナート・プニエ ルイス・フェルナンド・コペーテ
リオネル・スカローニ	監督	エンリ・ドゥアルテ
主審：　エドゥアルド・ガンボア　（チリ） 会場：　エスタディオ・ビセンテナリオ　（サン・ファン）