Copa América 2019コパ・アメリカ 2019

CONMEBOL（南米サッカー連盟）とコパ・アメリカ組織委員会は4日、準決勝までを消化した今大会についてポジティブな評価を発表した。

準決勝までの日程を終えて、今大会のコパ・アメリカには延べ78万人以上が世界中からスタジアムに足を運び、準決勝までの24試合での平均観客動員数は 32,678 である点を強調した。

「我々は今回、78万人以上のお客様に来ていただいた。そして我々は残り2試合（3位決定戦と決勝戦）でさらに10万人以上の観客動員数を見込んでいる。今大会もフィナーレが近づいている中で、大会が終わってしまう寂しさも漂っているが、今大会が無事成功のうちに幕を閉じることについて、関わってくれたすべての方と６つのスタジアムに心から感謝を申し上げたい。もちろん、24試合にチケットを買って観戦してくれたすべてのお客様に対しても。これまでのところ非常にバランスがとれている」

今大会ではとくにグループステージで空席が目立ち、「エクアドル vs 日本」では観客動員数が1万を割り込んだことが話題になるなど、チケット代の高騰と運営側のプロモーションなども批判の対象になっている。しかし、それでもなお CONMEBOL と組織委員会はあくまで今大会が成功のうちに幕を閉じるであろうことを強調した形だ。

FIFAワールドカップよりも古い歴史を有する世界最古の国際大会であるコパ・アメリカは、南米10カ国に加えて毎回2カ国を招待している。今回招待に応じてくれた日本とカタールに対しても、CONMEBOLと組織委員会は感謝を表明している。