CONMEBOL Libertadores 2019コンメボル・リベルタドーレス 2019

7月30〜8月1日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスの決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×エメレック」は、フラメンゴが勝利。2試合合計スコアもアウェイゴールも同点となり、PK戦を制したフラメンゴが準々決勝進出を果たした。

キックオフの21秒後にウィリアン・アロンのシュートで攻撃の口火を切ったフラメンゴは、4分にガブリエウ・バルボーザがペナルティエリアで左足を振り抜いたが、ボールはクロスバーの上を通過。1st.Leg で負った2点のビハインドを取り戻すべく開始から厚い攻撃を展開すると、7分にショートコーナーから右サイドのエンドライン際でボールを持ったハフィーニャがペナルティエリアでドリブル突破を仕掛けたところで、オスカル・バグイーと交錯して転倒。このファウルで得たPKをガブリエウ・バルボーザが決めて、9分に先制した。

なおも畳みかけたフラメンゴは18分、左サイドを突破してペナルティエリアのエンドライン際でボールを残したブルーノ・エンリーキがペナルティエリアの中央へ折り返すと、ニアに飛び込んだエベルトン・ヒベイロには合わなかったが、スルーのように転がったボールをガブリエウ・バルボーザが得意の左足でゴールに蹴り込み、2-0 とした。

後半、エメレックは開始直後の46分にニコラス・ケイロスがペナルティエリアの手前からゴールを狙ったが、右隅を狙ったシュートは枠の外へ。アウェイゴールを取れば一転して有利になるエメレックは、77分あたりまでは攻撃の時間を続けていたが、フィニッシュの精度が低くゴールネットを揺らせないでいた。

一方、前半とは対照的に後半はチャンスの減ったフラメンゴにも、3点目のチャンスはあった。だが61分のコーナーキックでブルーノ・エンリーキが頭で流し、ゴールエリアに飛び込んだトゥーレルのジャンピングボレーシュートは、至近距離で打ったにも関わらず枠を捕らえられなかった。

後半が終了し、2試合合計スコア 2-2 でアウェイゴールはともに0点のため、PK戦に突入。4人全員が決めたフラメンゴに対し、エメレックは3人目のディクソン・アロージョがGKジエゴ・アウベスにコースを読みきられると、4人目のニコラス・ケイロスはクロスバーに当ててしまい、敗退となった。

勝ったフラメンゴは、準々決勝でインテルナシオナウと対戦する。

コンメボル・リベルタドーレス 2019 決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg　（2019/07/31）
フラメンゴ （ブラジル）	2-0 PK 4-2	エメレック （エクアドル）
ジエゴ・アウベス	GK	エステバン・ドレー
ハフィーニャ トゥーレル パブロ・マリ ヘネ	DF	ロマーリオ・カイセード ジョルダン・ハイメ （ジョエル・キンテーロ） マルロン・メヒーア オスカル・バグイー
グスターボ・クエージャル ウィリアン・アロン エベルトン・ヒベイロ （ジョルジアン・デ・アラスカエータ） ブルーノ・エンリーキ ジェルソン （オルランド・ベリーオ）	MF	ディクソン・アロージョ ニコラス・ケイロス ウィルメル・ゴドイ （ガブリエル・コルテス） ブライアン・カベーサス フェルナンド・ゲレーロ （ブライアン・カラバリー）
ガブリエウ・バルボーザ （ヘイニエル）	FW	ブライアン・アングーロ
（PK）　ガブリエウ・バルボーザ　09 ガブリエウ・バルボーザ　18	ゴール
ジョルジアン・デ・アラスカエータ　○ ブルーノ・エンリーキ　○ ヘネ　○ ハフィーニャ　○ 　−	PK	○　ブライアン・アングーロ ○　ガブリエル・コルテス ×　ディクソン・アロージョ ×　ニコラス・ケイロス −
ブルーノ・エンリーキ グスターボ・クエージャル ウィリアン・アロン	イエロー カード	マルロン・メヒーア ディクソン・アロージョ ジョエル・キンテーロ ガブリエル・コルテス
ジョルジ・ジェズス	監督	イスマエル・レスカルボ
主審：　ネストル・ファビアン・ピターナ　（アルゼンチン） 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）