Copa de la Superliga Argentina 2020コパ・デ・ラ・スーペルリーガ 2020

クラブチームの財政危機を救え マラドーナ監督がブンデスリーガ仕様の緊急経済対策を提言

ヒムナシア・ラ・プラタのディエゴ・マラドーナ監督がアルゼンチンサッカー界への救済措置を提言
▲ ヒムナシア・ラ・プラタのディエゴ・マラドーナ監督 (※写真は2020年3月7日のもの)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で公式戦を開催できていないアルゼンチンで、ヒムナシア・ラ・プラタのディエゴ・マラドーナ監督が経済的損失への対応策を提言した。

まず声明を出したのは、AFA(アルゼンチンサッカー協会)のクラウディオ・タピア会長。
「クラブの財政維持は非常に困難な局面に来ている。クラブの主な収入源はテレビの放映権料だ。スポンサーは義務を果たせなくなり、こうした苦境から抜け出すのは非常に困難だ。ゆえに、この状況から脱出するためには、まず全クラブチームの会長同士による連携が重要となる」

事実、エストゥディアンテスではファン・セバスティアン・ベロン会長が、ラシンではビクトル・ブランコ会長がそれぞれ選手の給与削減について検討を始めていて、公式戦中断の影響はすでに出ている。

そんな状況下で、自宅での自主隔離生活を送っているマラドーナ監督は、経済的に苦しい立場にある選手を心配するコメントを出して、補償などの救済措置が必要であると訴えている。

「未来のあるジュニアユースやユースの少年たちを守らなければならない。少年の育成はいつの時代も重要で、子どもたちを守ってあげられなければ、サッカーは“空のメリーゴーランド”を眺めるようなものに成り下がってしまう。そんなの誰も見ないだろう。多くの子どもたちの育成が壊れてしまうことは、サッカー界の将来にも暗い影を落とす。今は彼らにとってふさわしい支援をすることが大事であり、クラブは彼らの賃金を保証するときだ」

ただ、マラドーナ監督はヒムナシア・ラ・プラタの財政悪化も理解していて、その上で高給取りの選手たちが今こそ手を差し伸べるべきとの主張もした。

「あらゆるクラブの事情が同一ではない。その点で、連帯的な基金を設立したブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)の例はとても優れている。これまでのキャリアで幸運にもたくさんのお金を稼いだ選手たちは、今こそ基金に協力してサポートする必要がある。成長中の若手を助けるために、我々監督の立場としては、他のクラブチームの監督と会って話し合いを進めたいと考えている。なぜなら、我々は皆、若かりし頃に受け取った最初の少ない給料が、何を意味するかをわかっているからだ」

同監督も言及したブンデスリーガでは、バイエルン・ミュンヘン、バイヤー・レヴァークーゼン、ボルシア・ドルトムント、ライプツィヒが手を組んで、国内リーグの他のクラブチームの財政破綻を回避するために、合計2,000万ユーロ(日本円で約24億円)を寄付すると決定した。マラドーナ監督はこの活動に共感していて、監督たちだけでなく、経験豊富な高額所得の選手にも「連帯基金」への協力を呼びかける意向を示している。

「高額取りの選手にはバカな考えをしている者もいて、さも常日頃からクラブがパンデミックの渦中にあったかのように振る舞っている者までいる。だが、大半の選手は毎月食べるために給料が必要で、今は彼らに協力できない言い訳を述べている場合ではない。彼らを食べさせるためにはクラブチームから給料がちゃんと出る仕組みを整えなければならないし、そのためにはたくさん稼いでカネを貯め込んでいる選手も救いの手を差し伸べなければならないんだ」

アルゼンチン最大のレジェンドでもあるマラドーナ監督が立ち上がれば、彼の提言は現実味を帯びそうだが…。
2020.04.06

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