- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020
ボタフォゴが約1ヶ月半ぶりの勝利で降格圏内から抜け出す 本田圭佑は先制点に絡む活躍
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第14節 ボタフォゴ 2-1 パウメイラス
▲ 4試合ぶりに出場した本田圭佑(右)は先制点にも絡み、72分までプレイした
この日スタメン出場した本田圭佑は、19分に味方が高い位置でボールを奪い取って攻め上がると、ペドロ・ハウーがフアンへスルーパスを出す前に本田はペナルティエリアに向かってスピードを上げて駆け上がった。スルーパスを受けたフアンがペナルティエリアの左側から上げた低いクロスは本田に合わなかったが、この試合での本田は過去に出場した試合と違って積極的な攻撃参加が目立った。
パウメイラスは40分にコーナーキックを得たが、ニアサイドで合わせたウィリアンのヘディングシュートはクロスバーをかすめてゴールネットの上で弾み、湧くには飛ばず。前半はスコアレスで終了した。
ボタフォゴは後半の開始直後に先制。右サイドでボールを持った本田がオーバーラップしたケビンにパスを出すと、ケビンはグラウンダーのクロスを供給。ゴールエリアに飛び込んだペドロ・ハウーが右足で合わせてゴールに沈めた。後半の開始から53秒後の先制点だった。
ボタフォゴは49分にもセットプレイからこぼれ球をカイオ・アレシャンドレがゴールに蹴り込んだが、この場面では副審の旗が上がる。しかしVARチェックの結果、オフサイドが確認できなかったとしてカイオ・アレシャンドレのゴールが認定された。久しく勝てていないボタフォゴは、パウメイラスを相手に2点をリードした。
パウメイラスは74分にウェズレイがキーパーのファインセーブを誘うロングシュートで相手ゴールを脅かすと、76分にグスターボ・スカルパが左から上げたクロスをウェズレイがジャンピングボレーで合わせると、ゴールエリアで生まれたルーズボールをウィリアンが左足でゴールに押し込み1点差に詰め寄った。
▲ 試合後にインタビューを受けるボタフォゴのGKジエゴ・カバリエーリ。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた
8月19日の第4節(アトレチコ・ミネイロ戦)以来、約1ヶ月半ぶりに勝ったボタフォゴは、降格圏を脱出。一方、13戦目で今季初黒星を喫したパウメイラスは5位に後退している。
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第14節 (2020/10/07) | ||
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ボタフォゴ | 2-1 | パウメイラス |
ジエゴ・カバリエーリ | GK | ジャイウソン |
ケビン マルセーロ・ベネベヌート カヌ ビクトル・ルイス |
DF |
マルコス・ホッシャ フェリッピ・メロ ルアン マイキ (グスターボ・スカルパ) |
ハファエウ・フォルステル (サロモン・カルー) カイオ・アレシャンドレ (デイビッジ・ソウザ) 本田 圭佑 (カルロス・レンテリーア) |
MF |
パトリッキ・ジ・パウラ (ハミーリス) ブルーノ・エンリーキ (ゼ・ハファエウ) ハファエウ・ベイガ (ルーカス・リーマ) |
フアン (ギリェルミ・サントス) ペドロ・ハウー (ワルレイ) マテウス・バビ |
FW |
ホニ (ガブリエウ・ベロン) ウィリアン ウェズレイ |
ペドロ・ハウー 46 カイオ・アレシャンドレ 52 |
ゴール | 76 ウィリアン |
ギリェルミ・サントス ワルレイ マテウス・バビ ジエゴ・カバリエーリ |
イエロー カード |
ウェズレイ ジャイウソン マルコス・ホッシャ ルーカス・リーマ |
ブルーノ・ラザローニ | 監督 | バンデルレイ・ルシェンブルゴ |
主審: ホドウフォ・トスキ・マルケス 会場: エスタジオ・ド・エンジェニョン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.10.07
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