Liga MX 2020 Apertura “Guard1anes”メキシコ1部リーグ 2020 前期

12月13日に行われたリーガMX（メキシコ1部リーグ）の2020 前期の決勝 2nd.Leg。レオンで行われた「レオン×プーマスUNAM」は、レオンが勝利を収めた。1st.Leg は引き分けのため、1勝1分でレオンがタイトルを手にした。

レオンは8分にエクアドル代表MFアンヘル・メナが右足を攣ってしまい、負傷交代となるアクシデントに見舞われた。それでも12分、フェルナンド・ナバーロのスルーパスでペナルティエリアの右側を上がったエマヌエル・ジグリオッティが右足を振り抜くと、ボールはキーパーの下半身に当たってゴールラインを割った。

レオンは35分にチリ代表MFジャン・メネーセスがペナルティエリアの左側で左足を振り抜いたが、シュートはサイドネットへ。対するプーマスは39分にパラグアイ代表FWカルロス・ゴンサーレスが左足を振り抜いたが、シュートはキーパーによって阻まれた。

前半のアディショナルタイムにも互いに決定機が生まれ、見せ場の多い45分であった。

後半も一進一退の攻防は続き、プーマスは53分にコーナーキックからセカンドボールに反応したパラグアイ代表FWファン・マヌエル・イトゥルベがペナルティエリアで脚を蹴られたが、主審の笛は鳴らず。その後もボールを奪われず攻めたが、逆にゴールエリアでファウルをとられる一幕もあった。

双方の最終ラインが下がりがちになって間延びした終盤。レオンは83分にメキシコ代表MFルイス・モンテスが最終ラインの裏へボールを送ると、途中出場のコロンビア代表MFヤイロ・モレーノがペナルティエリアに入ってシュートフェイントでまず一人を振り切ると、キーパーが伸ばした右足の下をすり抜けるシュートを左足で決めて勝利を決定づけた。

後半のアディショナルタイムにも決定機を演出したレオンは、2014年のクラウスーラ（後期）以来、5年半ぶりのリーグ制覇。さらに、レオンがホームのエスタディオ・レオン（エスタディオ・ノウ・カンプ）で優勝を決めたのは、1991-1992シーズンにプエブラを破って優勝した1992年6月7日以来、実に28年ぶりに自分たちのホームでの優勝を果たした。

リーガ BBVA Bancomer MX （メキシコ1部リーグ） 2020 前期　決勝 2nd.Leg　（2020/12/13）
レオン	2-0	プーマスUNAM
ロドルフォ・コータ	GK	アルフレード・タラベーラ
フェルナンド・ナバーロ （ニコラス・ソサ） イグナシオ・ゴンサーレス アンドレス・モスケーラ ウィリアン・テシージョ	DF	アラン・モソ ジョアン・バスケス （ファビオ・アルバレス） ニコラス・フレイレ マヌエル・マヨルガ
ペドロ・アキーノ ジャン・メネーセス （ヤイロ・モレーノ） アンヘル・メナ （ジョエル・キャンベル） （ホセ・ロドリゲス） ルイス・モンテス ホセ・ラミーレス	MF	アンドレス・イニエストラ レオネル・ロペス （エリック・リラ） ファン・ビゴン
エマヌエル・ジグリオッティ （ホセ・ゴディーネス）	FW	カルロス・グティエレス （ファン・マヌエル・イトゥルベ） ファン・ディネンノ カルロス・ゴンサーレス
エマヌエル・ジグリオッティ　12 ヤイロ・モレーノ　83	ゴール
アンドレス・モスケーラ ジョエル・キャンベル	イエロー カード	アラン・モソ ニコラス・フレイレ ファビオ・アルバレス
イグナシオ・アンブリス	監督	アンドレス・リリーニ
主審：　ホルヘ・アントニオ・ペレス・ドゥラン 会場：　エスタディオ・レオン　（レオン）