Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

1月23〜25日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第32節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「バスコ・ダ・ガマ×アトレチコ・ミネイロ」は、アルゼンチン人FWヘルマン・カノの2ゴールなどでバスコが勝利を収めた。

アトレチコ・ミネイロは10分にVARチェックで判明した相手のハンドによってPKを得たが、イオハンが蹴ったPKはポストに嫌われてしまう。するとピンチを無失点で切り抜けたバスコは17分、自陣からのロングフィードをギリェルミ・アラーナがトラップするも、ボールが浮くとそこに詰めたレオ・マトスがギリェルミ・アラーナに入れ替わってヘディング。併走していたヘルマン・カノが無人のゴールへ左足で押し込み先制した。

アトレチコ・ミネイロは21分にカウンターからベネズエラ代表FWジェフェルソン・サバリーノが右足でシュートに及んだが、ボールはニアサイドのポストを直撃。対するバスコは31分に、右からの低いクロスでニアサイドへ飛び込んだイアゴ・ピカシュウが右足ボレーで合わせて、ポストに当たって跳ね返ったセカンドボールをピカシュウは右足でゴールへ押し込み 2-0 とした。

後半、アトレチコ・ミネイロは51分にドリブルでペナルティエリアに達したジャイルがレアンドロ・カスタンとタリス・マギノに挟まれて倒され、主審はPKを指示したが、VARチェックによってファウルはなかったとのジャッジに変わり、PKは取り消されてしまう。

するとジャッジに救われたバスコは58分、マルティン・ベニーテスがペナルティアークへ浮かせたボールを胸でトラップしたヘルマン・カノが、左足ボレーでゴールに沈めて 3-0 とした。

アトレチコ・ミネイロは67分にイオハンがペナルティアークから右足でゴールに流し込んで1点を返すと、後半のアディショナルタイムにはコーナーキックから最後はエドゥアルド・サッシャがヘディングでゴールに押し込み、1点差に詰め寄った。だがあと1点を残り少ない時間で奪うことは叶わなかった。

連敗を2で止めたバスコは、勝ち点3を得て降格圏脱出に成功。アトレチコ・ミネイロは勝ち点を得られず4位停滞となった。

カンピオナート・ブラジレイロ 2020　第32節　（2021/01/23）
バスコ・ダ・ガマ	3-2	アトレチコ・ミネイロ
フェルナンド・ミゲウ	GK	エベルソン
レオ・マトス （カイオ・テノーリオ） マルセーロ・アウベス レアンドロ・カスタン エンリーキ	DF	グーガ ガブリエウ ジュニオール・アロンソ ギリェルミ・アラーナ （ナタン）
ブルーノ・ゴメス レオナルド・ヒル （カイオ・ロペス） マルティン・ベニーテス （カルリーニョス）	MF	ジャイル アラン イオハン
タリス・マギノ （ガブリエウ・ペキ） ヘルマン・カノ イアゴ・ピカシュウ （ウェルレイ）	FW	ジェフェルソン・サバリーノ （マホーニ） エドゥアルド・バルガス （エドゥアルド・サッシャ） ケーノ
ヘルマン・カノ　17 イアゴ・ピカシュウ　31 ヘルマン・カノ　58	ゴール	67　イオハン 90+3　エドゥアルド・サッシャ
タリス・マギノ イアゴ・ピカシュウ レオ・マトス カイオ・ロペス	イエロー カード	ジャイル
バンデルレイ・ルシェンブルゴ	監督	ホルヘ・サンパオリ
主審：　ビニシウス・ゴンサウベス・ジ・アラウージョ 会場：　エスタジオ・サン・ジャヌアーリオ　（リオ・デ・ジャネイロ）