Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014

第6節から首位に立ち続けたクルゼイロがブラジレイロン連覇

ブラジル全国選手権第36節　クルゼイロ　2-1　ゴイアス

▲ 12分に先制のゴールを決めたヒカルド・ゴウラー（28番）を祝福するクルゼイロのイレブン

11月22〜23日に行われたブラジル全国選手権の第36節。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチで行われた「クルゼイロ×ゴイアス」は、後半に勝ち越したクルゼイロが勝利を収めた。勝ったクルゼイロは2試合を残して優勝を決めて、ブラジレイロン連覇を達成した。

雨水の浮いたピッチで行われた試合は、クルゼイロが12分に先制。エベルトン・ヒベイロのスルーパスで右サイドをオーバーラップしたマイキのクロスを、ヒカルド・ゴウラーがヘディングでゴールに押し込んだ。

主導権はクルゼイロが握ったが、ゴイアスは22分にフリーキックを得ると、ペナルティエリアでボールをトラップしたサムエウが右足のインサイドキックでゴール左隅に沈めて追いついた。

▲ スタンドで「4」を意味する TETRA の文字を掲げるクルゼイレンセ。ブラジル全国選手権の優勝回数は3回だが、前身のタッサ・ブラジウの優勝回数を足すと4度目となる

決勝点が生まれたのは 1-1 で迎えた後半。62分、左サイドに開いたウィリアンがタイミングを図ってクロスを上げると、ゴール前に上がってきたエベルトン・ヒベイロが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

2-1 としたクルゼイロは終盤に訪れたピンチをしのいで勝利を収めた。勝ち点を76としたクルゼイロは2位に転落する可能性がなくなり、2年連続3度目のブラジル全国選手権優勝が決まった。第6節に首位の座に立って以降、首位の座を守り続けてのリーグ優勝であった。優勝したクルゼイロは、来年のコパ・リベルタドーレス出場権を獲得している。

ブラジル全国選手権　2014 第36節　（2014/11/23）
クルゼイロ	2-1	ゴイアス
ファービオ	GK	ヘナン
マイキ（エウリコ）レオブルーノ・ホドリーゴエジージオ	DF	チアゴ・ヘアウジャクソンペドロ・エンリーキフェリッピ・サトゥルニーノ（リーマ）
エンリーキルーカス・シウバ（ニウトン）エベルトン・ヒベイロヒカルド・ゴウラー	MF	アマラウダビ（ウェウリントン・ジュニオール）チアゴ・メンジスハモン（エスケルジーニャ）
ウィリアンマルセーロ・モレーノ（ジュリオ・バチスタ）	FW	エリッキサムエウ
ヒカルド・ゴウラー　12 エベルトン・ヒベイロ　62	ゴール	22　サムエウ
エンリーキ	イエローカード	チアゴ・ヘアウ
マルセーロ・オリベイラ	監督	ヒカルド・ドルブスキ
主審：　パウロ・エンリーキ・ジ・ゴドイ・ベゼーハ会場：　エスタジオ・ド・ミネイロン　（ベロ・オリゾンチ）