31歳になった天才ドリブラーの新天地はリオ・デ・ジャネイロ 年末までバスコでプレイ
元U-23ブラジル代表FWダゴベルトがリオ・デ・ジャネイロの名門バスコ・ダ・ガマに移籍
▲ バスコ・ダ・ガマのジムでエンブレムを背景に笑顔で写真に収まるダゴベルト
1983年生まれのダゴベルトは、地元パラナー州の名門アトレチコ・パラナエンセで2001年にデビュー。切れ味鋭いドリブルが売りのアタッカンチ(フォワード)で、翌2002年にはU-20ブラジル代表に選出されて7ゴールを決める活躍をみせた。2004年にはU-23ブラジル代表にも選ばれたが、アテネ五輪の予選で敗れたためオリンピックには出場していない。
以降、サンパウロ、インテルナシオナウ、クルゼイロとブラジル国内の名門を渡り歩いたダゴベルトは、ブラジレイロンのタイトルとの縁が深く、アトレチコ・パラナエンセ(2001年)、サンパウロ(2007年、2008年)、クルゼイロ(2013年、2014年)と14年間で5度の優勝を果たしている。しかし今回ダゴベルトが加入するのは、今年ブラジレイロンでセリエB(2部)に挑むバスコ。ダゴベルトに求められているのは、言わずもがな1年でのセリエA(1部)昇格であろう。
ダゴベルトの権利は引き続きクルゼイロが保有しているため、バスコへは2015年12月までの期限付き移籍。そして同選手の給料はクルゼイロとバスコとで折半する契約になっていることも報じられている。
2015.03.03
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