Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

6月7〜9日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第10節。サンパウロ州の州都サンパウロで行われた「パウメイラス×ボタフォゴ」は、元アルビレックス新潟のホニの2ゴールなどでパウメイラスが快勝した。

パウメイラスは5分にムリーロがコーナーキックに頭で合わせてゴールに沈めたが、VARチェックの結果、ムリーロがヘディングした直後、すぐ前にいたルアンの後頭部にボールが当たった瞬間にルアンがオフサイドポジションにいたとして、ノーゴールにされる。それでも10分、右サイドからドゥドゥがペナルティエリアへパスを出すと、グスターボ・スカルパが受けたボールをゴール前に折り返し、最後はホニが右足でゴールネットに突き刺して先制。ゴールを決めたホニはおなじみのバック宙を披露して、スタンドの歓声に応えた。

14分にドゥドゥがクロスバー直撃のシュートを打つと、パウメイラスは17分に追加点を奪う。ウルグアイ代表DFホアキン・ピケレスのアーリークロスは相手の頭に当たったためホニには合わなかったが、ファーサイドへ流れたボールをグスターボ・スカルパがトラップ。スカルパは得意の左足でキーパーの股間を抜くシュートを決めて、2-0 とリードを広げた。

さらに32分には、ホニがコーナーキックに頭で合わせて 3-0 。ホニはこの日二度目のバック宙を披露した。

後半、ボタフォゴは55分にダニエウ・ボルジスが右足で直接フリーキックを放つも、枠を捉えたボールはキーパーによって弾き出されてしまう。対するパウメイラスは64分に途中出場のハファエウ・ナバーホがゴールネットを揺らしたが、オフサイドで取り消された。

パウメイラスは終盤に4点目を奪取。86分、途中出場のウェズレイが左サイドからドリブルでペナルティエリアへ近づくと、8回ほどボールをまたぐペダラーダ（またぎフェイント）をしながら相手との間合いを保ってペナルティエリアに到達。さらに二度フェイントを加えたウェズレイは、右足でファーサイドのポストの内側を叩くシュートを決めて、試合を締めくくった。

ホームで快勝したパウメイラスは、首位に浮上。一方、本田圭佑の古巣ボタフォゴは3連敗で15位に転落した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2022　第10節　（2022/06/09）
パウメイラス	4-0	ボタフォゴ
ウェベルトン	GK	ガティート・フェルナンデス
マルコス・ホッシャ ルアン ムリーロ ホアキン・ピケレス	DF	レンソ・サラビア  カヌ ビクトル・クエスタ  ダニエウ・ボルジス
ダニーロ （ファビーニョ） ゼ・ハファエウ グスターボ・スカルパ （エドゥアール・アトゥエスタ）	MF	ルイス・オーヤマ （デウ・ピアージ） チェ・チェ （カイキ） ルーカス・フェルナンジス （シャイ）
ガブリエウ・ベロン （ハファエウ・ナバーホ） ホニ （ウェズレイ） ドゥドゥ （ブレーノ・ロペス）	FW	ウーゴ ビニシウス・ロペス ビクトル・サー
ホニ　10 グスターボ・スカルパ　17 ホニ　32 ウェズレイ　86	ゴール
ホアキン・ピケレス	イエロー カード	レンソ・サラビア
アベル・フェレイラ	監督	ルイス・カストロ
主審：　アンデルソン・ダロンコ 会場：　アリアンツ・パルキ　（サンパウロ）