- Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022
かつてサンパウロでも活躍したアラン・カルデッキのゴールでアトレチコは先制したが勝ちきれず
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第18節 クイアバー 1-1 アトレチコ・ミネイロ
▲ 93分に先制ゴールを決めた元U-20ブラジル代表FWアラン・カルデッキ(中央)。かつてサンパウロなどで活躍したストライカーで、先月中国から戻っていた(写真提供:Globoesporte)
クイアバーは14分にホドリギーニョが右足でミドルシュートを放つと、17分にはアレソンが右サイドからドリブルでペナルティエリアに達して右足を振り抜き、キーパーに阻まれるも立て続けにチャンスメイクした。
なおも攻め込んだクイアバーは、25分にペナルティエリアの左側でボールを持ったホドリギーニョがシュート性のクロスを放ったが、アレソンの飛び込みが一歩遅くてクロスには合わせられなかった。
後半、クイアバーは53分にペペがペナルティアーク付近で右足を振り抜いたが、鋭いボレーシュートは枠を捉えるもキーパーに両手で弾き出されてしまう。58分にはハファエウ・ガバがペナルティエリアでキーパーを引きつけてループシュートを放ったが、無人のゴールに入りかけたボールはイーゴル・ハベーロが間一髪クリアしてゴールを死守した。
一方、主導権を握れずにいたアトレチコ・ミネイロは、55分にケーノやクリスティアン・パボンらを投入すると、徐々に盛り返していく。しかしなかなかゴールネットは揺らせず、試合はスコアレスで後半のアディショナルタイムに突入した。
▲ 終了直前に値千金の同点ゴールを叩き出したガブリエウ・ピラーニ(左)(写真提供:Globoesporte)
ところが、試合はまだ終わらなかった。98分、右から折り返されたボールに反応したガブリエウ・ピラーニが、ファーストタッチで一人を抜くと、ゴールエリア付近で右足を伸ばしてゴールに流し込んだ。
クイアバーは15位につけ、アトレチコ・ミネイロは3位につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第18節 (2022/07/21) | ||
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クイアバー | 1-1 | アトレチコ・ミネイロ |
ワウテル | GK | エベルソン |
ジョアン・ルーカス ジョアキン マルロン ウエンデウ (イーゴル・カリウース) |
DF |
グーガ イーゴル・ハベーロ ジュニオール・アロンソ ギリェルミ・アラーナ |
カミーロ ペペ (アラン・エンペレウル) アレソン (アンドレ・ルイス) ハファエウ・ガバ |
MF |
オタービオ (アラン) ジャイル (ケーノ) マティアス・サラーチョ |
ホドリギーニョ (アンドレ) バウジービア (ガブリエウ・ピラーニ) |
FW |
アデミール (ペドリーニョ) ファービオ・ゴメス (アラン・カルデッキ) エドゥアルド・バルガス (クリスティアン・パボン ) |
ガブリエウ・ピラーニ 90+8 | ゴール | 90+3 アラン・カルデッキ |
カミーロ | イエロー カード |
クリスティアン・パボン |
アントニオ・オリベイラ | 監督 | アントニオ・モアメ |
主審: ジェアン・ピエーヒ・ゴンサウベス・リーマ 会場: アレーナ・パンタナウ (クイアバー) |
2022.07.21
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