- Selección Nacional de Uruguayウルグアイ代表
モラッティの秘蔵っ子と呼ばれたレコバ氏が今語るビエルサ体制の自国代表、ロナウド、メッシ、音楽
元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバ氏が語った現在のウルグアイ代表や音楽の趣味、そしてロナウドとメッシ
▲ 現在は古巣ナシオナル・モンテビデオの3部チームで監督を務めている元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバ氏(写真提供:Prensa Nacional)
アルゼンチンの TyC Sports のインタビューに応じたレコバ氏は、まず現在のウルグアイ代表を率いているアルゼンチン人のマルセーロ・ビエルサ監督について私見を述べた。
「ビエルサ体制のウルグアイ代表は一見奇妙に思えるが、決して悪くはないだろう。代表チームに忍耐は不要で、勝つこと(結果)が求められている以上は」
現在の同国代表でのビエルサ体制に一定の理解を示したレコバ氏は、世界的な選手についても話題を広げた。まずは現役時代にインテルでチームメイトだったブラジル代表(当時)FWロナウド氏について。
「私がいっしょに試合をした中で最高の選手の一人だ。野獣、彼特有のパワー、シュート精度、スピードに乗ってのフェイント… どれも超一流だった」
レコバ氏は続けて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシについても私見を述べた。
「メッシは史上最高だ。サッカーの歴史上最高の選手。まだ彼が若かった頃だが、対戦相手として私はメッシと試合ができてラッキーだった。『バルサvsインテル』の親善試合では5ゴールほど決められたっけ?」
「あれから16年が経ったけれど、メッシは非常に現代的。(メッシを)マラドーナやペレと同列には置けない」
続けて、昨年のカタールW杯でウルグアイ代表が敗退したときの心境まで言葉にした。
「(我がウルグアイ代表が)敗退すると決まってからは、メッシがタイトルを手にすべくアルゼンチンに優勝してほしいと願っていた」
メッシ擁するアルゼンチン代表は昨年、レコバ氏の思いをも叶えたことになる。
最後にレコバ氏は、自信の好きな音楽についても明かした。
「ルチアーノ・パヴァロッティ(イタリアのオペラ歌手)が好きだね。生まれてからずっと歌手になりたかったんだ。(歌手にはなれなかったけど)パヴァロッティの歌を聴くと、心から楽しめる。好きな曲は『ルシアとホアキン』だ」
◆ アルバロ・レコバ
- 本名:
- アルバロ・アレキサンデル・レコバ・リベーロ
- 生年月日:
- 1976年3月17日生まれ()
- 出身:
- ウルグアイ(首都モンテビデオ)
- 身長:
- 179cm
- ポジション:
- フォワード(現役時代)
1994年にダヌービオでデビューして、1996年にはナシオナル・モンテビデオへ移籍。ナシオナルでの活躍が欧州からの注目を集めることになり、1997年にインテル(イタリア)へ移籍した。途中ヴェネツィアやトリノへ期限付き移籍したこともあったが、当時ホナウドやイバン・サモラーノらを擁したインテルでも途中出場で決定的なゴールを決めるなど、類い稀な才能を存分に見せつけた。得意の左足から繰り出されるフリーキックは、正確性に力強さと速さを伴った豪快な一撃。インテルとの契約が切れた2008年にパニオニオス(ギリシャ)に完全移籍で加入したが、4ヵ月未満で契約を解除。2010年以降はダヌービオ、ナシオナルと母国の古巣で過ごした。引退後はナシオナルの役員に就任したほか、現在はナシオナルの3部で監督も務めている。趣味は寝ることで、翌日に予定がなければ夕方まで睡眠を摂ることも。元ウルグアイ代表。
2023.09.25
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