
- CONMEBOL Libertadores 2020コンメボル・リベルタドーレス 2020

11月からPKの特訓を続けてきたサントスの戦略 注目は守護神ジョン・ビクトルとマリーニョ
PKないしPK戦に備えてサントスは2ヵ月以上前からPKの練習を重ねる

▲ チームトレーニングで語気を強めて指示を出すサントスのクッカ監督(左)
サントスでPKの特訓が始まったのは、決勝トーナメント1回戦でリーガ・デ・キトと対戦した2020年11月の中旬頃からで、その目的はPK戦に突入した際に確実に勝ち上がるための練習。キッカーの成功率を高めるのはもちろん、守護神ジョン・ビクトルのPK阻止率も高める狙いがあって、クッカ監督はPK練習をプログラムに取り入れてきた。
昨年サントスを指揮していたジェズアウド・フェヘイラ元監督は、24歳の元U-17ブラジル代表GKジョン・ビクトルを元ブラジル代表GKジーダ氏に例えて「ジョン・ジーダ」と呼んでいた。同元監督は、守護神の成長に目を細める。
「“ジョン・ジーダ”に電話した。PKの場面だけでなく、多くの局面で活躍するはずだと昔から思っていた。今季の開幕時は第4キーパーだった彼が、今ではリベルタドーレスの決勝でゴールを守る正守護神に成り上がったのだから、彼の成長力は信じられないほど素晴らしいものだよ」
一方、キッカーでクッカ監督が信頼を寄せているのは、30歳のマリーニョ。主に右ウイングとしてゴールにアシストに大活躍のベテランは、先のリーガ・デ・キト戦でも敵地でPKを決めている。
ジョン・ビクトルとマリーニョ。この二人は、PKないしPK戦で真価を発揮しそうである。
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2021.01.29
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