Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選

ワールドカップ南米予選は、現地時間で3月24〜25日に第17節が、同月29日に第18節（最終節）がそれぞれ行われる。当欄では、残り2試合で命運が決まる各国の勝ち上がり想定をお伝えする。

ブラジルとアルゼンチンはすでに本大会出場権を獲得。パラグアイとベネズエラは敗退が決まっているため、3月23日現在で結論待ちの国は6カ国となる。

◆　エクアドル （3位）

1勝すれば、ストレートインでカタール行きが決定。最終節がアルゼンチン戦のため、次のパラグアイ戦で勝っておきたいところ。引き分けに終わった場合は、4位転落の可能性もある。仮にパラグアイに敗れた末にウルグアイまたはペルーに勝ち点で並ばれたとしても、得失点差で大きくリードしているため、5位転落の心配はなさそう。カタール行きの切符は、目と鼻の先にある。

◆　ウルグアイ （4位）

熾烈な4位争いで一歩リード。5位ペルーとの直接対決を制すれば、（6位チリがブラジルに勝てそうにないため）最終節を待たずに予選突破となる可能性が高い。ペルー戦を引き分け、もしくは負けるようだと最終節のチリ戦にすべてを懸けることになるが、チリに5位浮上の可能性が残っている状況だと難しい試合になりそう。ストレートイン最後の椅子である4位を懸けた熾烈な争いは、ペルー戦で勝たなかった場合のみ最終節までもつれ込む。
【想定表画像】ペルー戦を勝てば予選突破が決定的に
【想定表画像】2戦連続で引き分けに終わったら…
【想定表画像】ペルーと引き分け、チリに負けた場合
【想定表画像】ペルー戦を落とすもチリ戦を制した場合

◆　ペルー （5位）

ウルグアイにとってのペルー戦より、ペルーにとってのウルグアイ戦のほうが重要度は高い。最終節の相手が敗退している国（パラグアイ）である点を踏まえれば、ウルグアイ戦は必ずしも勝つ必要はない。しかし、大陸間プレイオフを避けたいならばウルグアイ戦は必勝だ。4〜5位争いの大一番は、次の「ウルグアイ vs ペルー」である。
【想定表画像】ウルグアイ戦が引き分けに終わると…
【想定表画像】連勝すれば文句なしで予選突破！
【想定表画像】2戦連続引き分けだと、コロンビアに抜かれる？

◆　チリ （6位）

率直に、今大会予選のブラジルとアルゼンチンは抜けて強い。よって、2強との対戦が残る国は不運といえよう。次は敵地に乗り込んでのブラジル戦で、残念ながら勝ち点3は望み薄。最終節のウルグアイ戦は必勝を期すのみで、あとは他国の結果次第となる。ウルグアイに勝てなければ、その時点で敗退となる。また、コロンビアに連勝されてもその時点で5位浮上の目は消える。
【想定表画像】ブラジル戦は負け前提、ウルグアイが連敗した場合…
【想定表画像】ブラジル戦は負け前提、ウルグアイに勝ってペルーが連敗すれば…
【想定表画像】ブラジル戦は負け前提、ウルグアイに勝ってペルーが2戦未勝利なら

◆　コロンビア （7位）

4位浮上は不可能に近い状況だけに、5位狙いに徹するしかない。1勝1分でもわずかながら5位浮上の可能性は残るが、残り2戦がいずれも下位の国（ボリビア、ベネズエラ）ならば連勝で勝ち点を23まで伸ばしたいところだ。最たる心配事はゴール欠乏症で、ここまでの連続無得点時間は646分に及んでいる。
【想定表画像】連勝した上で、ペルーが2戦未勝利なら…
【想定表画像】連勝した上で、ウルグアイが連敗すれば逆転
【想定表画像】1勝1分でも、ペルーとチリの結果次第では可能性も？

◆　ボリビア （8位）

5位との勝ち点差が6あるため、連勝が最低条件。その上でペルーが連敗、チリが0勝1分以下、コロンビアが連勝ならず、の3条件が重なることでしか5位には上がれない。このような結果は宝くじを当てるような低確率に等しく、予選突破は絶望的だ。次のコロンビア戦で敗退が決まりそうな様相。