ボカへ行きたいアルバロ・ペレイラ しかしサンパウロの副会長は放出を断固拒否
サンパウロへレンタル移籍中のウルグアイ代表DFアルバロ・ペレイラの去就について
▲ ボカやリーベルなどからもオファーを受けているウルグアイ代表DFアルバロ・ペレイラ。本人はボカに移籍したがっているようだが…
ウルグアイ代表として昨年のワールドカップにも出場したアルバロ・ペレイラは、2012年からインテル(イタリア)に所属していたが、日本代表DF長友佑都とのポジション争いに敗れて移籍を志願。2014年1月に1年半の期限付きでサンパウロに移籍した。サンパウロではレギュラーの座を獲得して、コンスタントに出場している。積極的な攻撃参加(オーバーラップ)が魅力のラテラウ(サイドバック)で、サンパウリーノ(サンパウロのサポーター)からの支持も厚い選手である。
サンパウロでのびのびとプレイする同選手を見て、この年末年始には国内外から多くのオファーが届いた。ブラジル国内からはパウメイラスとクルゼイロ、そしてアルゼンチンからはリーベル・プレートとボカ・ジュニオルスがそれぞれアルバロ・ペレイラにオファーを出したとされる。
このうちボカ・ジュニオルスは、同選手の権利を所有しているインテルと交渉の末合意に達したとの報道まで浮上。これを受けてアルバロ・ペレイラ自身もボカに移籍したい意向を口にした。しかしサンパウロのアタイージ・ジウ・ゲヘイロ副会長は、ムリシ・ハマーリョ監督との会談を経て、Radio Globo のインタビューに対して次のように述べている。
「アルバロ・ペレイラとの契約はあと半年残っている。ボカが同選手を獲得したいのであれば我々のもとを訪れるべきだが、ボカの関係者は誰も来ていない。我々としては契約期間(〜2015年6月)まで彼を手放すつもりはない」
現地報道によれば、アルバロ・ペレイラはサンパウロに残留するであろうとの見方を強めている。
2015.01.20
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