Copa do Brasil 2017 コパ・ド・ブラジウ 2018

両者の命運を左右した二度のVAR検証 ブラジレイロンでの導入が先延ばしになる懸念も

決勝 2nd.Leg で表面化したVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の利点と課題
▲ コパ・ド・ブラジウの決勝 2nd.Leg でVARシステムによる確認を行う主審
ブラジルサッカー界において、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)は議論の余地が多分にある新ルールとなっている。論争が巻き起こる契機となったのは、17日に行われた国内カップ戦、コパ・ド・ブラジウの決勝 2nd.Leg だ。

まずは51分の場面。ペナルティエリアでコリンチャンスのハウフィが転倒した場面で、転倒させた側のチアゴ・ネービスは、主審がVARシステムによる確認を選択したときの心情を次のように説明している。
「主審が映像を確認すると言った時点で、私はコリンチャンスにPKが与えられるのだろうと悟った。でも、私はPKを取られるようなファウルはしていなかった。ハウフィの足に私の足が触れたのは事実だが、故意ではなく出した足を下げきれなかったんだ」

チアゴ・ネービスは“無罪”を主張したが、主審はVARシステムによる確認を経てコリンチャンスにPKを与えた。

一方で、コリンチャンスのアンドレ・サンチェス会長は、69分にペドリーニョが決めた幻のゴールについて言及。主審のVAR基準などに疑問を呈した。
「主審らの中に反コリンチャンス派がいたのではないか。主審がそのときの解釈によってジャッジを覆すようなことがあれば、それは演劇のようなものだ。映像を凝視すればわかるはず。ジャジソンの手はデデの顔でなく肩に当たっただけだとね」

また、コリンチャンスのノーゴール判定を誘発したデデは、VAR制度に一定の理解を示している。
「ジャジソンはあのあと、私に謝ってくれた。彼は悪い人間ではないし、そして主審は英断を下したと思う。VARについては論争が巻き起こるだろうが、私は主審に十字架をかけたくない」

VARは、ブラジル国内ではコパ・ド・ブラジウにこそ導入されたが、ブラジレイロンでは導入が見送られている。次にブラジルのクラブチームがVAR制度に直面するのは、リベルタドーレスの準決勝になる。ブラジル国内では、国際大会でもVARによる不公平なジャッジが起こるのではないかと危惧する声も上がっているが…。

一連の問題について、元アルゼンチン代表FWエルナン・バルコスはユーモアたっぷりの皮肉を交えて以下のようなコメントを残している。
「VARはサッカーを完璧なものにするように改善してくれるのだろう。ただ、主審がVARを経て誤ったジャッジをするようでは本末転倒だよね。これからはロボットに笛を吹いてもらうしかないんじゃない?」

2018.10.18

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