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アルゼンチンの保健省が公式発表 10月1日から各スタジアムへの観客動員を上限50%で承認
アルゼンチンのカルラ・ビツォッティ保健相が国内の屋外イベントにおける観客動員の承認を発表
▲ スーペルクラシコが行われるエル・モヌメンタルにも、収容人数の50%を上限に観客動員が承認されることになった(写真提供:Olé)
アルゼンチンでは2020年3月中旬に発生したCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックにより、スタジアムへの観客動員は禁止が決定。公式戦が開催できるようになっても、感染防止のため無観客試合を余儀なくされていた。このたび保健省が決定したのは、2021年10月1日からサッカーの公式戦においてスタジアムへの観客動員を許可する内容で、各スタジアムにつき収容人数の50%を上限とする。
記者会見で、ビツォッティ保健相は次のように説明した。
「サッカーの試合を含む大規模な屋外イベントについて、キャパシティの最大50%で観客動員を承認する。先の南米予選(第10節「アルゼンチン vs ボリビア」)では感染症対策に万全を期した上で、試験的にエル・モヌメンタルへの客入れを許可してみたところ、深刻な感染拡大には至らないことが確認できた。現状では感染症対策を徹底すれば、スポーツ観戦も問題はないとの結論に至った。AFA(アルゼンチン代表の試合)、プロリーグ、すべてのカテゴリーならびに各地域でのリーグ戦までが、今回の決定に含まれる」
「先の南米予選(第10節「アルゼンチン vs ボリビア」)では、我々はブエノスアイレスの感染症対策チームと連携・協力して、厳正に精査した。今回の決定に関する細かい定義については日々煮詰めていく予定でいる」
「10月1日から、各クラブはインチャ(サポーター)をスタジアムに動員することが可能になる。これに伴い、すべてのスタジアムではクラブ主導のもと感染症対策を徹底してもらいたい」
1年半以上の歳月が流れ、再びインチャの声援が戻ってくることになったアルゼンチンサッカー界。10月3日にはエル・モヌメンタルでスーペルクラシコ(第14節「リーベル・プレート vs ボカ・ジュニオルス」)も予定されており、活気を取り戻した大一番を拝めることになりそうだ。
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2021.09.21
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