Seleção Brasileiraブラジル代表

9月23日にフランスのルアーブルで行われた国際親善試合「ブラジル × ガーナ」は、ブラジルが快勝。試合後の記者会見でチッチ監督は、後半にパフォーマンスが落ちたことを認めつつも全体的には評価するコメントを残した。

「ガーナは優れた個々のポテンシャルを集結したチームで、とりわけアンドレ・アイェウは素晴らしいプレイをしていた。だが我々はボールを奪われてもすぐに奪い返せていたし、デュエルも効いていた」

「我々はセットプレイの質も高かった。フランスが舞台だと欧州が主戦場の選手にとっては時差の負担がない分、コンディションも整えやすかった」

「前半は我々が主導権を握っていて、選手個々のパフォーマンスも良かった。後半にあと2点取れたら良かったが、15分間くらいは相手に主導権を譲ってしまった。だがそれは我々のパフォーマンスが落ちたのではなく、ガーナがハーフタイムで修正・改善して後半に臨んだ結果だろう。我々は選手交代によって試合の流れを取り戻せた」

そんなチッチ監督がこの日の試合で高評価した選手は、アレックス・テリスとエデル・ミリタンの二人。とりわけ後者については「うれしい驚き」と同監督にとって想像以上の働きだったとした。そして2ゴールのヒシャリソンについては「ゴールの匂いがするストライカー」と評した。